なぜ【ゆるめる×きたえる】が必要なのか？２

腰痛で腰をマッサージなどで、ゆるめると一時的には楽になります。

その状態が長くは保てていないのではないでしょうか？

その原因は、硬くなってしまった腰が「なぜ硬くなってしまったのか」を理解しないといけません。

結論は、「腰は硬くならざるおえなかった」です。

本来は腰はあまり動かない箇所であり、動作をする上で胸郭、股関節、などが正常に動いていれば腰は動き過ぎることはありません。

肩まわりや胸周りが動かなくなり、股関節も動かなくなってしまうと、もう腰を使って動くしかなくなります。

イメージは、胸郭３３%、腰３３%、股関節３３%のようにバランスよく動いてくれれば問題はないのですが、胸郭１０、腰８０%、股関節１０とかになるともう腰しか動かせない状態になり腰に負担がかかり腰痛になります。

このような状態で、腰をゆるめるとどうなってしまうでしょうか？腰で支えていたものをゆるめると全身のバランスが破綻してしまいます。

解決策は、胸郭、股関節の可動域をしっかり獲得していく事です！

腰以外が働けるようになると、腰は自然と楽になり、腰痛は軽減していきます。

その為に、動いていない、弱っている筋肉を鍛えて動作を獲得していくことが重要なのです。

腰痛の方の多くは、肩甲骨の動き、股関節の動きが悪くなり腰だけが頑張っている状態に陥っています。

緩めるだけではなく、鍛える必要があることがお分かりになりましたでしょうか？

次回は「ゆるめる✖️きたえる」の先の戻りのない体づくりを叶える「動作の改善」についてお話しして行こうと思います！